キャラクター紹介ディルガームは、175cmほどの長身と大型馬らしい迫力を持つ、未完成の大型ウマ娘。
鹿毛の馬体を思わせるブラウン系の髪に、黒いたてがみを反映した濃い差し色を入れたライオンウルフヘアーが特徴。名前の由来は、アラビア語で「強くて勇猛なライオン」。その名のとおり、見た目には力強さと存在感があり、周囲からも「変われば強そう」と期待されている。
一方で、まだ競走馬としては完成途上。大きな身体と強い気性をうまく走りに結びつけきれておらず、期待されながらも結果を残せていない。本人もそのことを強く意識しており、「強いライオンになりたいのに、まだなれていない」というもどかしさを抱えている。
ただし、繊細で落ち込みやすいタイプではない。環境が変わってもすぐ飼い葉を食べる図太さがあり、故障や休養にも沈み込むより「早く動きたい」「早く戻りたい」という気持ちが先に出るタイプ。荒さと生命力を併せ持つ、まだ咆える前の若獅子のような存在。
性格気が強く、じっとしているのが苦手なウマ娘。
周囲を見たり、身体を揺らしたり、耳を動かしたりと、常にどこか動いている。悪気があるわけではないが、エネルギーが余っており、気持ちが先に出やすい。
環境の変化には意外と強く、牧場に移動してきてもすぐに飼い葉を食べるなど、かなり図太い面がある。知らない場所でも過度に神経質になるのではなく、「まあ、ご飯は食べます」というタイプ。食べること、身体を作ること、戻る準備をすることに対しては前向き。
一方で、やや気の悪い面もあり、納得できないことには不満そうな態度を見せる。止められること、待たされること、休まされることが苦手で、「まだ走れます」「じっとしている方がしんどいです」と言ってしまうようなところがある。
悔しさを内に溜めて静かに沈むのではなく、悔しさが態度や行動に出るタイプ。
負けた悔しさ、除外になった悔しさ、故障で休まなければならない悔しさを、食欲や前へ進もうとする力に変えていく。
背景体格的にもデビュー前から期待されていた。
しかし、ジュニア時代から頓挫が続き、順調に進めなかった。デビューも遅れ、ようやく迎えた中山ダートメイクデビューでは、競走除外となる。
仕切り直しの新馬戦では3番人気に支持されるなど、周囲の期待はまだ高かったが、結果は出せず、3戦0勝のまま中央での競走生活を終えることになった。さらに前走後には、故障も判明し、休養が必要な状態となる。
本人にとって一番悔しいのは、能力がないと証明されたことではなく、まだ何も証明できていないこと。
「強くて勇猛なライオン」という名前を持ちながら、故障で止まり、結果を残せないまま新天地へ向かうことになった。その事実に強いもどかしさを感じている。
ただし、彼女は折れていない。牧場に来てもすぐに飼い葉を食べ、じっとしていられず、早く動きたがる。気性の荒さや扱いづらさはあるが、それは弱さではなく、まだ力の向け方を知らないだけ。
今は次に咆えるための身体と心を、今まさに作っている。
オーナーからのメッセージ故障を機に見切られてしまっていましたが、怪我は軽く、十分立て直せると見込んでいます。
しばらく休養して夏以降にリスタートを切れれば、活躍できると信じています。