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| キャラクター紹介(概要) | ヴェルテックスは、かつてトレセン学園オープンクラスの一角として名を馳せた、栗毛の大型ウマ娘。 身長は約168cm。すらりとした長身ながら、ダートの長距離戦を戦い抜いてきた厚みと芯の強さを感じさせる体つきで、柔らかな表情の奥に、かつて大舞台を勝ち切った者だけが持つ静かな威厳がある。 栗毛を思わせる赤みの強い髪、額から前髪にかけて入る大きな白い流星が特徴。右耳には、名前の由来である「Vertex=頂点」を象徴する、三角形・山頂・結晶を組み合わせた耳飾りを付けている。派手に自分を誇るタイプではないが、その耳飾りだけは「一度見た頂を、もう一度目指す」という彼女自身の誓いでもある。 名門レーシングクラブ出身のエリートであり、名古屋グランプリ制覇、川崎記念3着という実績を持つ、まさにダート界のトップ集団を知る存在。一方で、長い低迷と自由契約も経験しており、現在は新たなチームで、地方の舞台から再び“頂点”を狙うベテランウマ娘である。 |
| 性格 | 基本的には穏やかで、年下のウマ娘にも柔らかく接する落ち着いた性格。 牧場では表情も柔らかく、無理に自分を大きく見せることはない。むしろ、過去の栄光を声高に語ることを少し恥ずかしがるような、控えめな大人の雰囲気を持っている。 ただし、勝負に対しては非常に誇り高い。 「もう終わった」と見られることを嫌うというよりも、自分自身がまだ終わっていないことを、自分の脚で確かめたいタイプ。若い頃のような鋭さが常に出せるわけではないことも理解しているが、それでも展開、距離、相手関係が噛み合えば、まだ頂点へ手が届くという感覚を失っていない。 性格の核にあるのは、静かな負けず嫌い。 普段は穏やかで聞き分けもよく、チームの方針にも協力的だが、重賞や大きなレースの話になると目の色が変わる。若いウマ娘のように勢いだけで走るのではなく、道中で無駄に熱くならず、最後に自分の力を使う場所を探す、経験値の高い勝負師タイプ。 一方で、長く勝てなかった時期を経験しているため、どこか自信を完全には取り戻しきれていない面もある。 褒められると少しだけ困ったように笑い、「まだ、もう一つ勝ってからにして」と返す。再起の物語の途中にいる、優しくも芯の強いキャラクター。 |
| 背景 | ヴェルテックスは、名門レーシングクラブの一員としてトレセン学園に入学したエリートだった。 デビュー当初こそ勝ち切れない時期が続いたものの、一度地方のソノダ系の舞台で経験を積むと一気に才能が開花。再びトレセン学園に戻ってからは、条件戦を駆け上がるように勝ち進み、ついにはオープンクラスへ到達する。 その頂点の象徴となったのが、名古屋グランプリ制覇。 大手クラブの看板を背負い、中央の強豪として名古屋の大舞台に挑み、直線で外から差し切って重賞初制覇。まさに名前どおり、地方交流の大舞台でひとつの“頂点”に立った瞬間だった。さらに川崎記念でも3着に入り、ダート界のトップ集団の一角として確かな存在感を示した。 しかし、その後は結果が出なくなる。 かつて届いていたはずの頂が遠くなり、中央の強い相手には少しずつ苦しくなっていく。南関東へ移ってからもオープンクラスで掲示板や好走はあったが、名古屋グランプリ以来、勝利からは長く遠ざかってしまう。 そして、低迷が続いた末に自由契約。かつての重賞勝ちウマ娘としての肩書きは残っていても、所属先を失うという現実に直面する。 それでも、ヴェルテックスは完全には折れなかった。 新たなチームで金沢へ移ると、移籍後にオープンクラスで勝利を挙げ、約5年ぶりの勝利を手にする。大きなタイトルではなかったかもしれないが、彼女にとっては「まだ走れる」と証明するための、非常に大きな一勝だった。 その後、重賞で敗れたことで再び自由契約となるが、彼女の中にはもう一度だけ火が灯っている。 交流重賞の頂点は、今の自分には少し遠いかもしれない。けれど、地方の舞台であれば、条件と相手が噛み合えば、まだ重賞の頂に手が届くかもしれない。 かつて頂点に立った者が、もう一度、違う場所から頂を見上げる。 ヴェルテックスの物語は、栄光の再現ではなく、年齢と経験を重ねた今の自分で、もう一度“頂点”を取りに行く再起の物語である。 |
| オーナーからのコメント | 当クラブにおいて2人目の元中央オープン、しかもJPN2名古屋グランプリ1着、JPN1川崎記念3着の実力馬ですので、ベテランの域ではありますが、もう一花咲かせてくれることを願い、参加していただくことになりました。もういちど名前の由来である「頂点」を取り、当クラブ初の重賞勝利をもたらしてくれる存在となることを期待しています。 ファンからは年齢もあってあまり期待されていないかもしれませんが、一度「頂点」を取った名古屋から、南関東では何回も挑戦して取れなかった「金杯」すなわち「東海ゴールドカップ」にて再度頂点を取ることを期待していますが、とりあえずこの暑い夏を乗り越えるのが課題ですね。 |