キャラクター紹介(概要)中央では芝のマイルから中距離を中心に六度レースへ挑戦した。初戦ではスタート直後から流れに乗れず、最後方近くまで下がってしまったが、直線では何人かを追い抜き、簡単には諦めないところを見せた。続くレースでも着順こそ振るわなかったものの、上位に近い末脚を記録するなど、少しずつ自分の長所を示していく。
ただし、レースの序盤で位置を取れない、勝負どころで一度リズムを崩すと立て直しに時間がかかるなど、能力を結果へ結びつけられない日々が続いた。最後のレースでは、それまでとは違って前方の三番手につける積極的な走りを見せたものの、慣れない展開で力を使いすぎ、直線半ばで脚が止まってしまう。新しい走り方を試した勇気は評価されたが、中央での挑戦には一区切りをつけ、笠松で再出発することになった。
名前の由来である「いばら姫」は、深い眠りについた姫と、その城を覆う茨の垣根を描いた童話である。長い年月の後、時が満ちると茨は道を開き、姫は眠りから目覚める。イバラヒメもまた、今はまだ茨に囲まれているように見えるが、その茨は彼女を閉じ込めるだけのものではない。未完成な心身を守り、本当に花開く時を待つための垣根でもある。
本人は「誰かに起こしてもらうお姫様」だと思われることを少し嫌っている。
「待っているだけじゃありません。ちゃんと、目を覚ます準備をしているんです」
それが彼女の口癖である。
オーナーからのメッセージダート未経験ではありますが、先行への変わり身や、着順こそ悪かったものの、そこまで悪くもないこともあり、中央という茨の城から出て、眠りから覚める可能性を秘めていると信じています。