
| キャラクター紹介(概要) | ウィウィルウィンは、大きな身体と穏やかな心を持つ、再起の大型スプリンター。白銀に近い長い髪と豊かな尻尾、柔らかな灰紫色の瞳が特徴で、名古屋の鮮やかな黄色い制服を着ていても、華やかさより先に優しく控えめな印象を与える。身長も体格も同世代のウマ娘よりかなり大きいが、本人には自分が大柄だという自覚があまりない。姉妹もそろって大きいため、周囲を見ながら本気で「どうしてみんな、こんなに小さいんだろう」と不思議がっている。 体が大きいこともあり、幼い頃から将来を期待された存在であり、当然のようにトレセン学園への道を歩み始めた。しかし、期待の大きさに反して成績は安定せず、中央では勝ち星を挙げられず、名古屋や笠松で走りトレセン学園への再編入となるも、結果を出せず岩手(盛岡)、そして笠松、そして再び名古屋へと、何度も所属先を変えることになる。 この世界における転校は、単なる環境の変更ではない。すべてのウマ娘はレーシングクラブに所属し、レースで結果を残せなければ契約や将来そのものを失いかねないため、彼女の歩んできた道は何度も進退を懸けた挑戦の連続だった。 それでも彼女には、転校や再挑戦を「失敗」として他人のせいにする発想がない。 「わたし、まだちゃんと走れていないだけだと思うんです」 そう静かに話し、求められた場所で一生懸命に走り続ける。名前の「ウィウィルウィン――私たちは勝つ」も、強気な勝利宣言というより、支えてくれるトレーナーやコーチ、クラブの仲間たちと交わす控えめな約束として大切にしている。 大きな体を生かした力強い走りが持ち味である一方、距離が延びるほど体力の消耗が激しくなる。長い距離を我慢して走るよりも、短距離で持ち前の力を一気に発揮するタイプ。水沢850メートルでの勝利によって初めて、自分にも明確な得意分野があることを知った。現在は、何でもこなそうとするのではなく、短距離に特化することで自分らしい勝ち方を見つけようとしている。 |
| 性格 | 性格は非常に穏やかで素直。頼まれたことには真面目に取り組み、トレーナーやコーチの指示にも素直に従う、いわゆる「手のかからないいい子」である。多少つらくても不平を言わず、周囲に心配を掛けまいとするため、むしろ担当者の側が疲労や脚元の変化を注意深く見ておく必要がある。 人を疑うことがなく、自分に向けられた助言をまず受け入れようとする。所属先が何度変わっても、新しいトレーナーに反発したり、前の環境と比較して不満を口にしたりはしない。ただし、環境に慣れるまでには少し時間がかかる。知らない場所、大きな音、初対面の相手が多い状況では、長い耳を伏せ気味にして身体を小さく見せようとするが、そもそもの体格が大きいため、まったく小さくなれていない。 少し臆病な面もあり、周囲が慌ただしくなると不安そうに誰かの顔を確認する癖がある。一方で、信頼する相手から「大丈夫」と声を掛けられれば、気持ちを切り替えて前へ進むことができる。勇敢だから恐れないのではなく、怖くても、信頼する相手のために一歩を踏み出せる強さを持つウマ娘である。 競争心は内向的で、他のウマ娘を挑発したり、勝利を声高に宣言したりするタイプではない。しかし負けても悔しくないわけではなく、寮や厩舎へ戻ってから一人でレース映像を見返していることがある。自分の失敗を他人のせいにせず、「次は、もう少し頑張れます」と静かに反省する。そのため、周囲からは「優しすぎる」「もっと欲を出してもいい」と言われることも多い。 大柄な身体については、本人の認識と周囲の認識にかなりの差がある。混雑した場所で無意識に通路をふさいでしまったり、小柄な子に距離を詰めすぎて驚かせたりしてから、「ご、ごめんなさい。そんなに近かったですか?」と慌てて後退する。食事の量や練習着のサイズも自然に大きいものを選んでいるが、それを特別なことだとは思っていない。 走りに関しては非常に一生懸命で、指示されたペースを守ろうとする。ただ、身体が大きく、一度勢いがつくとエネルギー消費も大きいため、長距離では終盤に脚が鈍ってしまうことがある。それでも途中で諦めることができず、苦しくなってからも最後まで走り切ろうとする。この愚直さは長所であると同時に、脚元や疲労を抱え込みやすい危うさでもある。 姉を担当していたトレーナーが休養先の施設長を務めているため、その施設は彼女にとって数少ない「最初から自分を知ってくれている人がいる場所」である。普段は遠慮がちな彼女も、そこでは少し甘えた表情を見せる。 |
| オーナーからのメッセージ | 笠松での初勝利、おめでとう&ありがとう。私にとっては初勝利となりました。 体が大きいこともあって息が持たないこともあって、何度も移籍させることになって申し訳ないとおもうものの、より活躍できる舞台で活躍してほしい。名古屋の短距離では目途が立ったものの、距離適性を考えると園田で頑張ってもらうこともあるかもしれない。 |