キャラクター概要アステリアートは、豊かな才能と高い身体能力を持ちながら、その溢れすぎる前進気勢ゆえに、まだ自分の力を完全には使いこなせていない若きウマ娘。艶やかな栗褐色の髪と、額を走る白い流星が特徴で、すらりとしながらも芯の強さを感じさせる体つきをしている。
名前は「星(ギリシャ語)+絵画」に由来し、左耳には星と絵筆・パレットを組み合わせた飾りを付けている。まるで白いキャンバスへ勢いよく筆を走らせるように、彼女自身も「考えるより先に走り出してしまう」タイプ。普段は明るく人懐っこく、少し悪戯好きで、手持ち無沙汰になると身近な物を触ったり噛んだりして遊んでしまうような、まだ少年っぽさの残る快活な少女である。
中央ではデビュー戦からいきなり素質の片鱗を見せた。外枠から前に壁を作れず、懸命に抑えられながらも我慢しきれず自ら進出。それでも勝ち馬からわずか0.6秒差の4着まで踏ん張った姿は、彼女の高い能力と同時に、後の課題となる「走りたい気持ちを抑えられない性格」を象徴している。その後も芝・ダートを問わず積極的に先行するものの、前半から力みすぎてしまい、最後に息切れするレースが続いた。能力がないのではなく、才能に気持ちが追いついていない――そんな不器用さを抱えている。
トレーニングでは柔らかい身のこなしを評価され、栗東の坂路やウッドチップでも一定以上の時計を記録。名ウマ娘ウインドインハーヘアへと連なる名門の出身である。本人もその素質にはどこか自信を持っているが、名門育ちを鼻に掛けるタイプではなく、「できるはずなのに、なんでできないんだろう?」と首をかしげながら、何度でも前向きに挑戦するタイプ。少々負けても引きずらず、次にはまた全力で飛び出してしまう。
中央で思うような結果を残せず、新たな舞台へ移ることになった彼女にとって、地方への移籍は“都落ち”というよりも、自分に合った走り方を見つけるための再スタート。
佐賀の鮮やかなターコイズグリーンの制服に身を包んだ現在は、これまでの「とにかく前へ」という走りから一歩成長し、気持ちよく走ることと、我慢することの両立を覚えていく段階。前へ行ける脚そのものは大きな武器であり、折り合いさえ身につけば、中央時代とはまったく違う結果を残せる可能性を秘めている。
彼女を一言で表すなら、「まだ完成していない、勢い余る才能の原石」。星のように明るく、絵筆のように自由奔放。キャンバスからはみ出すほど豪快な筆致を、いつの日か一枚の美しい絵へまとめ上げることができるのか――それがアステリアートの物語である。
オーナーからのメッセージ正直、かなり期待しています!
中央時代はイマイチなところもありましたが、佐賀での連勝を期待しています。